生口島

生口島が陸続きになったのは1991年、西瀬戸自動車道(しまなみ海道)の生口橋が開通した日でした。生口島は尾道側から数えて3つ目の島となります。

温暖な気候を生かして温州みかんをはじめとする柑橘類の栽培が行われています。江戸時代には製塩が盛んだった海岸は、現在造船所に変貌しています。

また生口島は日本画の重鎮、平山郁夫画伯の生誕地であることから画伯の生い立ちや少年時代の絵画、そして円熟期の代表作品まで展示した「平山郁夫美術館」には、国内はもとより海外からも平山芸術ファンが聖地巡礼に来島されます。

生口島フレンチをご堪能

Azumi Setodaにて生口島ディナーをご堪能していただきます。シェフが地域の生産者と共に作り上げる、旬を感じるフレンチコース。生産者のもとへ足繁く通い、季節の移り変わりに応じて変化する農地や漁場など、生産地の呼吸を密に感じながら、その日の料理を生み出しています。この土地ならではの食体験を心ゆくまでお愉しみください。

平山郁夫美術館

観光地として知られるようになった「しまなみ海道」のほぼ中央に位置する生口島の瀬戸田町。平山郁夫は、昭和5年(1930)に瀬戸田町で生まれ、瀬戸内の青い海や緑の島々の織り成す豊かな自然の中で少年期を過ごしました。生涯を通じて「私の原点は瀬戸内海の風土である」と語っていたおりました。